ホオリの神座からロマンの光の華が

以上のことで、ホオリ盤座即ち神座は、スメラミコトと龍宮との深い縁を、証明する重要なものの秘められていると考えられるのである。

 

岡本天明師の自動書記による「日月神示」には、アメノヒツク(天之日津久神)のみ光十波(みことは)に、「この道はスメラが道ぞ、スメールミタミの道ぞ、また一・二・三・(ひ・ふ・み)から、三・四・五(み・よ・いつ)の天子の神の世となるぞ」と言うことが示されている。それはスメラミコト(天皇)とは何ぞや、そもそも地球上の人類社会のできた趙古代には、コノスメラミコト様が世界天皇であらせられ、全世界の人々が幸せに暮らすようにと統治されていたのだ、ということを強く訴えているのである。

想うに、神武朝から人間天皇となられた。そして人類の世界は覇権主義の歴史、つまり血生臭い戦争が繰り返されている。

世界の諸民族は平和な理想社会の実現を夢見ながらも、現実の諸々矛盾した社会の苦しみに悶えつつ、現代に至っているのである。

 

更に日月神示の岩の巻、第十帖には

神国の王は天地の王ぞ、外国の王は人の王ぞ。人の王では永く続かんのじゃ。外国にまだまだ厳しいこと、ばたばた出てくるぞ。日本にも、どんどん出てくるぞ、とある。

 

日月神示には、天地創造をなさった主神(根本神、創造主)と直結されているスメラミコトは、世界の王の王たるご存在なのだ、ということを明示されていて、古来わが日本は神国、霊の元の国(ヒノモトノクニ)と言われてきた由縁は、実はここにあったにである。

その根拠として、岩刻文字(ペトログラフ)が最近脚光を浴びつつあるが、日本の各地の盤座に刻れてある神代文字、記号形などが、シュメール文字やシナイ文字に符号していることである。それらから解読されることは、わが国が全世界の元つ国らしいということである。

 

我国の神話で言われている岩戸開きは、今までの地球次元の岩地開きであり、これからは宇宙次元での岩戸が開き、真実の日神(ラー神)を迎え、スメラミコトを讃える時となる、と予測されるのである。(竹内文書の謎は今ひらかれる。)

ホオリの神座に、ニニ(フジ=富士)は晴れたり日本晴れの、スメラミコトが、富士と高千穂を結び、御稜威が発揚る日が近づいているのである。

 

 

日月神示 下巻 第三十五帖

天子様(スメラミコト)は生き通しになるぞ、御玉体のまま神界に入られ、またこの世に出られるようになるぞ。と示されている。

                            

以上