大国主ファミリー

諏訪大社・前宮
諏訪大社・前宮

 

 古事記に登場する出雲の大国主命の時代は、おそらく今から1850年くらい前ではないかといわれているそうです。

 

その息子の一人タケミナカタは、アマテラス派から要求された国譲りに、一人立ち向かい、敗退して、出雲を遠く離れた諏訪の地まで逃げた。

 

「二度とこの地を出ない』と約束をして諏訪湖のほとり、現在の前宮あたりに居を構えたといわれているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 落ち延びた諏訪には既に鉄を使うモレヤ一族が支配していたのを、今度を武力を行使することなく、奇抜な方法で対抗したそうで、、、、鉄の相手に対して藤の木のつるを使って勝ったと伝わっている。

 

 

 

タケミナカタは前宮あたりに居を構えたと伝わっています。

前宮は気持ちの良い波動の土地です。

 

諏訪大社の御神体山 守屋山から流れる小川が前宮の脇を流れている。

水眼の清流と尊ばれて眼の病に効能があるとか・・・

 

私は夏に不思議な夢を見て、天国のようなところで大国主命に出会ったのですか、その後思いがけない成り行きがあって建御名方神を訪ねる事になった。

 

それというのも、父神大国主と兄の事代主が、未だに約束の地に縛られている生真面目な建御名方神を、呼んでおられるように感じたのです。

 

「・・・もういいのだよ、あなたは自由なのですよ!!」

 

ご本人も判っておられるのに、きっかけが必要な事もあるかと、、、私でよければメッセンジャーをさせて頂こうと、お祈りを始めたのでした🙏

 

 

 

 

奴奈川姫と幼い建御名方神
奴奈川姫と幼い建御名方神

 

少し調べてみると、タケミナカタの母親、越の奴奈川媛は、大国主命の正式な妻ではなく、孤独のうちに自死している。

 

 

大国主命の正妻は、スサノオの娘スセリ姫です。

気性の荒い女性だったとか、幼いタケミナカタは大家族の中で孤独だったのかもしれません。

 

 

家族の中で陰になる人が出るのは辛い事でもありますね。

 

  

 

 

・・・下社の春宮、秋宮、上社の前宮と諏訪大社に参拝して、ひたすらお祈りをして、大国主命様のお心を伝えさせて頂きました。

 

しかし神社では、何の反応もなかったのです。

 

やはり私では伝わらなかった。心を開いていただけなかった、と思いました。

 

 

 

 

  

 

  本宮諏訪大社               春宮                       秋宮

 

 

 秋宮近くのホテルに帰り、大国主命様には、私の祈りでは伝わらなかったことをお詫びしました。

 

私のできることはもうここまでなのです。今後きっとご縁のある方がこのお役目を果たされると思い心は安らかでした。

 

 

 

・・・・明け方、4時過ぎに、とてもリアルな夢を見ました!

 

神々しい光の球体が二つ並んで来たのです。 すぐに大国主命と事代主命と感じました!

夢って何故か判るんですよね~~

 

そのすぐ後から、追いかけるようにして色の違う少し小さい球体が寄って来られて、、、

さらに多くの同じような球体がついて来られたのです。

 

やがて先ず大国主命様が古代の服装の人の姿に変身されると、次々にみんなが人の姿になられたのです!!!

 

 

春の温かい日だまりの中で、ファミリーが揃ってお散歩を楽しんでおられるような風景でした〜〜 お庭には愛らしい花々が咲き、蝶が舞っていた。

 

 

この国の礎を築かれた大国主命は、大柄で慈愛に満ちた美しい方です。

 

建御名方神も父神や大勢の兄弟と共に和やかに談笑されて、そのご様子には何のわだかまりもないのでした。

 

それはそれはお幸せなご家族の集いを楽しんでいらっしゃいました。

 

 

 

・・・やがて一同は神々しい白い光の彼方に帰って行かれました。

 

 

 

 

あまりにリアルで、夢か現実か定かでありませんが、大国主命様や色白で澄んだ目をしたタケミナカタのお姿は忘れることはないでしょう💗

ステキな夢を見せて頂いて嬉しくて嬉しくて、猫のように丸くなってまたお布団に潜り込んで二度寝をした諏訪の旅でした!!

 

 

 

 

 

帰り支度をしていると、諏訪湖の畔に住んでいる親友のランコが、出来立ての本を抱えて来た!!

その表紙には建御名方神が描かれていたのですよ〜〜

彼女は、私のブログも見ていないし、何を祈っているかなど、まったく知らないわけです。

 

参加しているサークルで作った民話の本で、文章はランコが書いていた~~ またペンネームを変えて、今度は「奈川 稜」になっていました 

<民話・諏訪の伝説  発行:マリオくらぶ