2月2日はオプションで「ホピの一日ツアー」を組んでいたのですが、その日は今年初めての祭りの日で「カチーナダンス」があったのです!!
カチーナダンスは何時どの村で実行されるか、直前まで全く判らないということでした。前日になってガイドのナナさん「どうやらあるらしいよ~」
まあなんというかラッキー続きだったのも、この旅をコーディネートして下さったアキさんの直感の賜物ですね!
旅行者がフラっと行って参加出来るものではなく、ナナさんの知人のメディスンマンのアランさんご夫妻にお世話になりました。
私達も風習に倣ってロングスカート(何故か持って行っていた)と長いショールを肩に掛けて、それこそ特等席で「カチーナダンス」を観ることが出来ました
第三メサのキヴァから次々と精霊(カチーナ)が現れて、総勢40人くらいのカチーナが歌ったり踊ったりしながら村を練り歩きます!
雨を呼ぶカチナは、雲の呼ぶ音をビューンビューンたてながら行進する。トウモロコシやイーグル、コヨーテ・・・その衣装や飾り物がユニークでユーモラス。
Wikipedia「カチナドール」
キヴァの聖灰と炭を、両手で捏ねながら来た若者が背後からケリーさんの白い顔に真っ黒い炭をたっぷり塗って行った!!
なんだか日本のナマハゲでしたか? あれと同じですね~~~
祭りの前夜に子供のいる家を廻って、「よい子にしてるか~~」とか、そんなところまで同じで、モンゴロイドに共通の祭祀があるのかもしれません。
ホピやナヴァホの聖なる山「サンフランシスコ・ピークス」左の三角の峰が「ホピ・ピーク」神々(カチーナ)の在す聖地。
「ホピ」とは部族名ではなく宗教名なのだそうです。第1通過儀式を受けると「ホピ」とよばれる。アランさんはイニシエーションを受けたホピでした。
水族・イーグル族・サンクラン族・・・サンクラン族は、太陽の観察者で、祭りの時期などを決める役割がある。
2~7月までカチーナが村におられる時期。それを過ぎると神送りになりダンスもソーシャルダンスになり誰でも観れる。
今日のように神様が戻って来る日は、日本のお正月のような日なので、カチーナダンスも部族といなければ観れない。
今日から(2月2日)から新しいサイクルが始まる。ちなみに1月はウォータームーンというそうです。
(ガイドの説明を聞きながらのメモなので正確でないかもしれません。悪しからず!)
話は前後しますが、ホピの村に向かう途中、阿蘇、米塚あたりの雰囲気によく似ているところがあった。
ホピの地は、すべて撮影禁止なのだそうです。
そういうわけでもちろん「カチーナダンス」も撮影できませんでした。ただ、遺跡の撮影は公開しない約束で許可されました。
岩山におびただしい数の岩絵がありました。
頭にアンテナのある人は間違いなく宇宙人。また尻尾付きの宇宙人とか、ヘルメットのようなのを被った者など、垂直な岩山の高い所にも描かれたりしているので、宇宙人のサインだと思いました。
ジュエリー作家のルーベンさんの奥さんが昼食を作って下さった。
トウモロコシの粉のパンにシンプルな煮豆と野菜をトッピングして食べる。
赤いボールのはチーズでした。
セドナからホピの居留地までは東京から名古屋くらいの距離があるそうで、日帰りはかなり強行軍。遅くなったのでセドナの隣街フラッグスタッフで夕食となりました。
地ビールの「ブルームーン」 超美味しかった!!!
オレンジを絞るくらいですからフルーティーで、ナチュラルジュースとビールのミックスみたい。ビールの泡感はないけれど、クセになる美味しさでした。けっこうアルコール度ありましたよ。
都内でなんとか入手しようと探しています